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鬼嫁の種

【ウルッとくる話】冷房効きすぎの新幹線で隣に座っていた上品な奥様がずっとぶるぶる震えていた。私はジャケットを貸してあげ、風の当たらない私の席と変わり、そして熱いお茶を渡してあげた。すると奥様は…

更新日:

「ありがとうありがとう。本当に寒くて寒くて死にそうだったの助かったわ。
私はこれから静岡の同窓会に行くところなの。
え?あなたはまだ高校生?え?大学生かと思ったわ!
じゃあ、卒業したらぜひ家に遊びにいらして。
家は東京の青山というところにあるの。
大学生の息子が2人いて、都内どこでも車で案内させるから!
交通費だけ持ってくればいいから。家に泊まってね。
連絡先渡すから、絶対に連絡ちょうだいね。絶対よ」
(本当はこの3倍くらいしゃべってたけど、昔のことであんまり覚えてないから割愛)

となんだか一気にまくしたてつつ、手帳を取り出して
住所、名前、電話番号を書き記して渡してくれた。
私は「え…あ…どうも」としか言えなかった。

奥様は浜松で降りるときも、ずっと手を振って「電話してねー」と
絶叫していた。

これで終わりです。奥様は、知らない人に親切にされて一時的に
テンションが上がってるだけだろうな、
日常に戻ったら、いろいろ忙しくて連絡もらっても迷惑だろうと思って連絡しませんでした。


私はもともと優しい人間じゃない。
たまたまその奥様がとても儚げで上品で、
守ってあげなくちゃ!と思わせるような人だった。
それに、自分の母親が人格障害だったので、
こんな母親だったら…とふと思っただけ。

私としては、あんなに喜んでもらえてよかった、それだけで満足。

現在の私はその奥様の年齢に近づきつつある。
今の時代だったら、メルアドを教えあって、年の離れた友人として
楽しくやり取りできてたのかな…と思うとちょっと寂しい気持ちに。
今もお元気で、優しい息子さんと孫に囲まれて幸せに暮らしていてくれればと思う。

●コメント
胸がほっこりしました

胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(104)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1320906766/

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