その子がバイトを辞めたと知った時はバーガーが喉を通らなかった。
諦めきれず、何をすればいいのか分からなかった俺はとりあえずその店でバイトを始めた。
メニューを暗記するぐらい通いつめたお陰もあって作業の流れの把握は簡単で、バイトにもすぐ馴染めた。
季節が変わった頃、俺はあの子をレジに並んだ列の中に見つけた。
その時、揚げていたポテトを同僚に押し付け無理やりレジ係を変わって貰った。
その子は俺に気づくと昔と変わらないあの笑顔で
「お久し振りですね」
と言った。
あの子が自分を覚えていてくれた嬉しさが押し寄せて、気づくと客が混雑する店内で愛の告白を叫んでいた。
それから色々合って、彼女と結婚した。
子宝にも恵まれて三人仲良く今でも週末になると一緒に仲良くハンバーガーを食べています。
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