中3の頃散歩(ウォーキング)が趣味だった。
ある日、塾をサボって校区ギリギリの河の土手で散歩をした。
夕方の土手は自分のような人がちらほらいて
挨拶をしながら歩いていたら、
ふと土手沿いの民家の庭で
なにかが燃えてるのが見えた。
昔の地方じゃまだ庭でゴミ焼く家も多かったので
最初は気にしなかったがどんどんその家に
近づいていく内に妙なことに気付く。
まず、火がでかい。
ゴミ焼くためだと穴掘って焼くため火柱がたつ
なんてことは滅多にないのに、ボーボー燃えて
煙もガンガン出てた。
あと家に近いっていうか玄関ポーチの辺りで燃えてる。
鈍い自分は「玄関が焦げてんじゃね!?」ってところで
やっとゴミを焼いてるんじゃないと気付いた。
これが第一の修羅場。
火事だぁぁぁぁ!生火事だぁぁぁぁぁ!!!
土手をかけ降り、その家に知らせようとしたが
玄関の前で火柱たってるからチャイムも押せないことにパニック加速。
うわぁぁぁ、どうしよう!火事ですっ燃えてます!煙っ!火がぁぁぁぁぁぁ!!!
みたいな事を叫び続けた。
幸いすぐに自分のように散歩をしていた人が
奇声と火柱に気付いて
「消防を呼ぶからとりあえず火を消して!!」と叫び返しやがった。
パニック起こしたガキに無茶ブリすんなよ、
降りてこいよじいさん!と思わず逆ギレしたが、
そのお陰で冷静になれた。
