某文科系サークルがきっかけで付き合いはじめた彼氏の話。
草食系なんて言葉が流行るちょっと前くらいのことです。
彼は見た目はスピッツの草野マサムネっぽくて
今思い返すとまさに草食系って感じの人でした。
二人っきりのときはすごく気弱で優しくて
つきあってるのになんでそんなに遠慮がちなの?っていうくらい
ぜんぜん我を出さない人でした。
半年くらいして「友達に紹介したい」と言われ
私はそれが嬉しくて、おしゃれして行った。
場所はオシャレ系居酒屋でした。
彼の友達も彼女連れが多く、男性はみんな彼と同じくオシャレサブカル系ぽいファッション。
連れてる彼女はカジュアル系のかわいい子ばかりで、仲良くなれそう、とホっとしました。
でも店に入って飲みはじめてすぐ、彼の様子がいつもと違うことに気づいた。
私のことを「コイツ」「この野郎」「ブス」と言い、
指さして友達とゲラゲラ笑い、 けっしてこっちを見ない。
話の端々でかなり痛めに私の顔や頭を小突く。
私が痛そうな顔をすると、それが面白いのか友達と一緒に指をさして笑う。
呆然としていると、彼の友達も同じように自分の彼女を
聞えよがしに「デブ」「ブサイク」とこき下ろしたり、小突いたりしていました。
そうして男同士だけで顔を見合わせて笑ってる。
なんていうか
「彼女をどれだけないがしろにできるか」
を競い合ってるというか…うまく言えないけど
「彼女にこんなひどいことしちゃうけど、それでも好かれてる俺カッコイイ!」
の発表会みたいな場でした。
他の彼女さんたちはやられてる間、目が死んでました。
