里帰りせずに出産したあと、
床上げまでの手伝いにと主人がトメをあてがってきた。
トメは打算的で情の薄い人だったが、
生後すぐから孫をみていれば愛もこみ上げてくるかも
という脳内お花畑の主人の皮算用があったものと思われる。
息子である自分に愛情を注いでもらっていないが、
孫がきっかけで愛溢れる婆に変身
→長男である俺を見直してくれて
可愛がってもらえれば俺様ウマーと考えていた模様。
主人は妻が専業主婦であることを言い訳にして、
いまどき家事が全くできない(というかする気がない)化石みたいな男。
実母は血圧が高くて世話など頼める状態ではないので、
わたしは家政婦を頼もうとしていたところだった。
夫は「どうせお金を払うなら身内に払った方がいいじゃないか」と言いつのり、実行してしまった。
口のうまい夫に説得されているうちに、わたしもついつい魔が差してしまった。
「嫁であるわたしには辛くあたっても、孫にまで冷たくすることはないだろう」と。
ところがトメは
