婆「ええ、大きなお仕事の話があるみたいで。」
母「そうなんですか。ご立派ですねー」
婆「まぁ、私の息子は何とかスーツを着れるお仕事には就けましたので・・・(ニヤニヤ)」
母「そうですか・・・でも、普段スーツを着なくても立派なお仕事はいくらでもあるんですよ。」
婆「そうですか(ニヤニヤ)」
私の父は普段作業着で自転車に乗って出勤してた。
おばさんはきっと、スーツ>作業着みたいな、何の根拠も無い優越感に浸ってたんだろうけど、明らかに見下したような言い方が許せなかった。
流石の母も嫌味を言われてると気付いたようだったけど、そのまま会釈をして何事も無かったように出掛けた。
母はいいのいいのって言ってたけど、私は悔しくて、その一件以来本格的に隣のおばさんを嫌いになった。
そんなこんなでおばさんは相変わらずのまま、父の定年が近付き、両親は退職金と貯金で家を買う事にした。
なんと、父の担当になった不動産会社の営業はおばさんの息子!
息子はその地域の不動産の営業マンで、近所の公園がえらく気に入った両親が近場で家を探していた所、
息子が働く不動産会社に行き着き、社員で
ある息子とお隣だと気付いた不動産会社の人が息子を担当にしたらしい。
それからというもの、おばさんは母と玄関先やベランダで鉢合わせそうになると慌てて部屋に入っていったりと、今まで顔を合わす度にちょっかいを出してい
たのが一変、家の人間を避けるようになった。
両親も気に入った家を見つけ、ほぼ商談成立となった頃のある日、家族で食事をした帰りに家の前でおばさんにバッタリ会った。
禍々しいオーラを無くして明らかに挙動不審なおばさん。
挨拶と盛り上がらない世間話を少しした後、
父「○○(婆の息子)さんは親切に色々教えてくれて~うんぬん~、立派な息子さんですね。」
母「本当に、良いお家を紹介して頂いて。」
婆「あぁ、はぃ・・・アリガトゥゴザイマァス・・・」
普段と変わらずニコニコしてる母の顔をチラチラ見ながら、おばさんは小さくなってペコペコ。
商談が成立するまで母が父に何か言うんじゃないかと内心ビクビクしてたんだろうし、
息子から父の仕事の話も聞いたのだろう、家がそこそこお金持ちだと
分かった途端コンプレックス丸出しになってる姿は凄く滑稽だった。
両親に言ったら怒られるだろうけど、その時ばかりはニヤニヤが止まらなかった。
何を言う訳でも、何をする訳でも無く、最終的におばさんを黙らせた両親は格好よかった。
でもそんな小さいことを考えてるのは私だけで、父も母も何とも思ってなかったんだろうな。
ちなみに購入した家はすぐ近くなので、新居に引越した今でも時々、スーパーで慌てて去っていくおばさんの姿を見る事ができるそうだ。
●コメントA
両親に比べてババアと筆者の器の小ささばかりが際立つ。
女にしては大変読みやすい文章でそこは評価したい。
●コメント
スカっとするわけでもなし武勇伝とも言い難し
でも>>●コメントAさんが小さすぎて笑えたから良し
●コメント
金持ちケンカせず
ちと違うかw
しかしいやらしいばーさんだな
●コメント
>>●コメントAさんは、世間的には普通の思考だわな
小さすぎるという人は、よほど人間ができたひとなのだろう
引用元: ・胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(107)
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1328449487/