
義実家は靴のままでも入りたくない程の汚屋敷。
うずたかく服(夏物冬物関係無く)が積まれ、
引き出物や100均で衝動買いした不要品が堆積し、
台所シンクには常に洗い物が溜まってる。
洗い桶はぬるぬるで、布巾と雑巾の区別無く、当然真っ黒で臭い。
玄関入ると、昭和の頃の、肉も魚も野菜も雑貨も文房具もなんでも置いてあった、
やる気のない小さい商店のような懐かしい臭いがする。
いい匂いじゃない、むっちゃ臭い。
1時間その場にいたら服に臭いが染み着いて取れない。
その汚屋敷を掃除しろと、トメから電話があった。
「無理です」と断った。
「歳であちこち痛くて掃除出来ないの」と言われた。
「ダ○キン頼むといいですよ」とアドバイスした。
「金が勿体ない」と言われた。
「トメさん家掃除すると全身に赤いぽつぽつ出来て痒いし、
気管支やられて一週間咳が止まらないんで、やっぱり無理です、
つうかイヤです」と断った。
結婚した年の暮れに大掃除に駆り出されて、
ウトメは正月用の買い物に朝から出掛けて夜まで帰って来なくって、
頑張りすぎた私は、夜中に呼吸困難になって救急病院いったんだ。
埃・ダニ・カビのアレルギー出ちゃったんで、無理な物は無理なんだ。
私にやらせるのは無理と悟ったのか(無理矢理やらせると夫も激怒するからな)
今年結婚した義弟嫁ちゃんに頼んだらしい。
「掃除が終わったら温泉に旅行に連れてってあげるの。
お礼しなきゃだしねー」とわざわざ電話してきた事から判明。
汚屋敷はモデルルーム並に綺麗になったそうだけど、
義弟嫁ちゃんにはもう頼まないとウトメが暗くなってるらしい。