数年前、一度も仲のよかった事のない幼馴染み(以下アド子)から、
『アドレス教えて』と知り合いを通じて連絡があった。
水と油、なんて可愛らしいものではなく、水と金属ナトリウムくらいの仲だと少なくとも私は思ってる。
保育所時代に出会ったが、人の使ってる玩具はとるわ、
一緒に遊んでた友達を強制連行してくわ、とにかく私は嫌いだった。
私自身、チキンの癖に気が強い方で、
内心ビクビクしながら何度も言い返したりしてよく喧嘩になった。
発表会で劇したときは、アド子と人参を取り合うシーンがあったんだけど、
「あれは絶対演技じゃない。ガチだった」と母は語る。
小学になってからは、アド子は運動神経が良い方で、マラソン大会も上位に入るんだが、
「アド子ちゃん足速いね!!」「えーそんなことないよ!○○のが足速いよ!」という茶番を何度か見せられた。
また、アド子は頭は良くなくて、小学高学年のテストで30?50点くらいだったのを、
しょっちゅう男子にバカにされ、泣く。
もちろん悪いのはからかったほうの男子なのだが、お決まりのパターンで、
からかわれる→泣きアピール→「大丈夫アド子ちゃんはそんなに点悪くないよ」と
女子が慰めるみたいな図が毎度毎度出来上がる。
ある日いつものごとくテストの点をからかわれて皆の泣いたアド子を慰める女子に、
「大丈夫だよー。あ、私子ちゃん!私子ちゃんもアド子ちゃんを慰めてあげてよ」と言ってくる。
毎度毎度泣くアド子も、それの取り巻きの女子もうざかったので、
