大学生の男女4人組が夏休みの最後に思い出作りをしようとキャンプをした。
もう9月も終わりに近く、人は全くいなかったため
彼らは最高の場所にテントを張ることができた。
以後、この4人をA男、B作、C子、D美と呼ぶ。
バーベキューの準備をし、4人は乾杯した。
あたりも暗くなり彼らは花火をして遊んだ。
しばらくそうして遊んでいると
「ちょっと小行ってくらあ」
とB作が言って席を立った。
それから3人で飲んでいたがなかなかB作が帰ってこない。
「あいつ、酔って崖から落ちたんじゃねえの?」
と初めのうちは冗談さえ出ていたが、
30分も立つと流石にみんな心配しだした。
「あたしちょっと見てくる」
そう言うとC子は暗闇の中へ走り出した。
10分くらいたっただろうか…
B作も、C子も戻ってこなかった。
いくらなんでもこれはおかしい、と感じたA男はD美に
「俺は今から2人を探しに行く。お前は今から山を下りて警察に知らせろ、いいな?」
と言うと、ライトを片手に森の中に消えていった。
D美は言われた通りにはしなかった。
A男が2人を連れて戻ると信じていたし、何よりも怖かったから。
1時間、2時間…時間は経っても3人は帰ってこない。
この広いキャンプ場に私1人ぼっち…
そう考えただけでとてつもない恐怖が襲ってきた。
ふと、D美はこのキャンプの計画をしていたときのことを思い出した。
