中学三年生の頃、クラス中から虐めというか、無視されていた。
県内では二番目の進学校だったのだが、当然と云うかお金持ちが多かった。
専属家庭教師がいる家庭も多く、男子も半数ぐらいがピアノ弾けた。
夏場はお互いの別荘を行き来していたようだ。
内部進学者は、特にお金持ちが多かったな。
逆に外部入学者は普通の家庭が多かった。
そんな学校なので、貧乏は俺は、同じく貧乏な仲間と仲良くしていた。
だが、その学校では貧乏人が良い成績を取るのは許さないみたいな風潮で、
中学二年の最後の期末テストで学年トップを取ってからいきなり陰口の対象になった。
中学三年生になると、それがエスカレートして来た。
とはいえ、進学校の事、暴力なぞない。
クラスの有力者っぽい男女のカップルがいたのだが、
そいつらの音頭で俺の存在を無視するようになった。
カップルの男をY、女はKとする。
一年間、極一部の普通に話せる友達と共に我慢した。
男子ではOとIの二人のみ、女子ではUの一人だけだった。
当時は、その虐めの音頭を取るやつは許せなかった。
