かなり昔の話をしよう。
俺は高卒で、専門学校に行くために水商売のアルバイトを始めたころの話し。
俺の家庭は母子家庭で母子2人で生活していた。
母は昔からさほど身体も丈夫ではなく、
ひ弱な身体で色んなパートをいくつも掛け持ちしながら俺を養ってくれた。
ある日の夜、俺は水商売の仕事の一つで
ビラまきをやっていた。
母も俺の職場のすぐ近くで、弁当の配達のパートをしていた。
自転車に多くの弁当をたくさん積んで、
ヨロヨロと配達している母をビラまき中、何度も見かけた。
そして、その日もビラまき中に母を見かけた時、
2人の酔っ払ったサラリーマンがフラフラと配達中の母の自転車に近づき、
案の定「ガシャーン!」と母の自転車にぶつかり、たくさんの弁当が散乱し、母もどこかをぶつけたのか、
地面にうずくまっていた。
サラリーマンのほうには怪我もなく、母に向かって、「どこ見とんねん!ババア!殺すぞ!ペッ!」と暴言を吐いていた。
そんな2人のサラリーマンの後ろには
