Aはエスカレートし、セクハラを行うようになった。
私のことが大嫌いなはずなのに、と不思議だった。
私はAにほんのちょっとでも
関わりたくないほど嫌いなのに。
前以上にひどい暴言も言われるようになった。
録音した。
証拠を溜めながら異動願いを出した。
この頃、おまわりさんとは
「今日は寒いね~」とか言葉を交わすようになり
会社帰りに交番に寄って、
暇そうだったら軽く世間話する仲になった。
ある日Aが交番ぎりぎりまで付いてきたので
交番に駆け込んでちょっと大げさに
「怖い」と泣きついた。
顔見知りのおまわりさんは20代と40代のコンビで、
40代の人は娘さんがいるそうで
ものすごく共感して怒ってくれた。
私は「会社が頼りにならないので
いつか警察に相談しようと証拠を溜めていた」と
録音を聞いてもらい、手帳も見てもらった。
いたく同情され、そのおまわりさん同伴で
警察署に行くことになった。
おまわりさん同伴だからだろうけど、
話がスムーズに通って
担当の婦人警官?女性刑事?さんに
調書を取ってもらえた。
「まだ実害がないから何もしてあげられないけど、
少しでも何かあったら
こっちは迅速に動けるんだということを忘れないで。
すぐ連絡して」と言われた。
おまわりさんは公務員なので
お礼等ほんとはもらっちゃいけないらしいのだが
こっそり交番にシュークリームを差し入れした。
警察に相談したことで
ちょっと態度に余裕が出たのか、
Aに「お前調子にのってない?」と廊下で言われた。
録音した。
「いえ、そんなことないです」と答えて逃げた。
逃げながら、なんとなく
「あ、そろそろヤバいかも」という気がして
例の交番に
「こういうことがあって、今日の帰り道が怖いです」
と電話しておいた。
おまわりさんからは
「その時間帯、巡回する」と返事が来た。
予感は当たって、会社から駅までの
街灯が少ない道で小路に連れ込まれそうになった。
防犯ブザーをいつでも鳴らせるようにしておいたのに、
いざ掴まれたらモタついてしまい、
実際は数秒だったんだろうけど、
鳴らすまですごく長くかかったように感じた。
すぐ逃げればよかったのにAは私を叩いて、
そんなことしてるうちにおまわりさんに掴まって
現行犯逮捕になった。
小さいけど新聞にも
「男性会社員、同僚女性を襲撃」と載った。
さすがに新聞沙汰になったら会社も動き、
Aは懲戒解雇になった。
Aの両親から被害届を取り下げるよう頼まれたけど、
「現行犯の暴行傷害は親告罪じゃないので私に言われても」
「シンコクザイってなんですか」
と間抜けな会話に終わった。
Aが収監中に、私は異動の希望が通って県外の支社へ。
おまわりさんと離れるのだけが残念だったけど、
若い方のおまわりさんが
「そこは俺の第二の地元
(その地の学校へ通ったらしい)だから
知りあいに話通しとくよ~」
と言ってくれ、異動した先の交番に、
ほんとに彼の同期がいた。
特にロマンスは生まれませんでしたが、
巡査の知りあいがいるというだけで心強く、
見知らぬ土地でもぼちぼちやっています。
●コメント
お疲れ様
本当に
よく頑張ったね
Aもだけど上司にもムカつく
上司が孤島に一人だけで配属されるよう祈っとく
●コメント
A君は娑婆にいるんだろうけど
ひとまず一回戦には勝ったんだな
日頃から準備して勝てるようにしておくという
戦争とはこうするんだという良い見本だと思いました
●コメント
出世が早かった理由がよくわかるエピソードだ
有能な人はどんな場面でも有能なんだね
私だったらこんな先を見通した行動できず
オロオロして終わってたわ
引用元:今までにあった最大の修羅場を語るスレ7
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1457230015/