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鬼嫁の種

【墓場まで持っていく話】中学生の頃、病弱だった従姉が亡くなった。遺体は火葬されるまでうちで安置することになったんだが、蝋燭と線香をあげたりドライアイスを入れたりというのを昼の間は自分ひとりでやることになった。納棺を翌日に控えたその日も付き添っていたんだけど、ドライアイスを入れようと従姉の腕を取ったその時、俺をある衝動が襲った。

投稿日:

skn100

俺が中学の頃、病弱だった従姉が急性肺炎であっさりとタヒんだ
従姉の家は手狭で、俺の家を葬儀会場に当てることになり、それまでの間、
遺体も安置されることになった

この地方では火葬にされるまでの間、遺体の枕もとに蝋燭と線香を
絶やしてはならないという仕来たりがある
運悪く、日程の都合上、葬儀は数日先になり、ちょうど、冬休みだった
俺は、昼間の間は一人で従姉に付き添うことになった

いろいろあって疎遠だった上に、病弱だったせいか、背ばかり高く、
痩せぎすで、容貌もぱっとしない従姉を、俺ははっきり言って異性として
意識したことはそれまで一度も無かった

しかし、それは突然訪れた

冬とはいえ、腐敗防止のためのドライアイスは必要で、納棺を翌日に控えたその日も、
俺はその作業のために布団をどかして、すでにタヒ後硬直が解けていた腕をとった

ふと、タヒに装束の袖を見ると、

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-黒い過去

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