俺が中学の頃、病弱だった従姉が急性肺炎であっさりとタヒんだ
従姉の家は手狭で、俺の家を葬儀会場に当てることになり、それまでの間、
遺体も安置されることになった
この地方では火葬にされるまでの間、遺体の枕もとに蝋燭と線香を
絶やしてはならないという仕来たりがある
運悪く、日程の都合上、葬儀は数日先になり、ちょうど、冬休みだった
俺は、昼間の間は一人で従姉に付き添うことになった
いろいろあって疎遠だった上に、病弱だったせいか、背ばかり高く、
痩せぎすで、容貌もぱっとしない従姉を、俺ははっきり言って異性として
意識したことはそれまで一度も無かった
しかし、それは突然訪れた
冬とはいえ、腐敗防止のためのドライアイスは必要で、納棺を翌日に控えたその日も、
俺はその作業のために布団をどかして、すでにタヒ後硬直が解けていた腕をとった
ふと、タヒに装束の袖を見ると、
