27歳の時に3つ年上の男性と結婚した。
付き合ったのは2年半ぐらい。
私は三流大卒なんだけど、彼は大学院まで出ていたので
すごく理知的で素敵な人だと思っていた。当時は。
私の知らないことを沢山知ってるし、話を聞いてるだけでも楽しかった。当時は。
結婚しようって言われたとき、正直迷った。
彼の実家は創業○年っていう歴史のあるお店をやっていて
大きな家で裕福な暮らしをしている。
私の方は早くに父が亡くなった母子家庭で、
一応持家だけど広い庭があるだけの築50年のボロ家。
あまりにも格差があり過ぎると思ったから。
でも彼は気にしないって言ってくれたし、向こうのご両親からも
特に反対はされなかったので、結婚まではスムーズだった。
ところが結婚した途端に少しずつ本性が見えてきた。
新婚旅行先で、これからのお金の管理について話された。
それは相談ではなくて決定だった。
家賃も公共料金も食費も何もかも折半、
それぞれの車に関する維持費や保険、携帯電話など個人の支出は
それぞれが自分で支払うこと。
既に加入している生命保険の受取人の名義も変更はしない。
最初何を言ってるのか分らなかった。
夫婦になれば、夫が稼いで妻がやりくりしながら管理し、
パート代は家族の将来の為に貯金に回して・・・と漠然と考えていたし
そういうものだと思ってたから。
第一、子供が生まれたらどうなるんだろう。
当然働けなくなるし、そうなれば折半にはできない。
で、それを聞いてみたところ
私と彼とでは実家の格が違いすぎるので
彼の実家の資産をアテにしていないということを確信できるまでは
このままでいくとのこと。
でもそういうの気にしないって言ってくれたじゃないって言うと
恋人同士の時には気にしなくても、親戚関係になると奇麗事ではないと言われた。
じゃあ何で私を選んだのか聞いた。
そしたら私が昔、しょぼいコンテストなんだけど準ミスに選ばれたことがあって
そういうのが嫁さんってカッコいいじゃんって言われた。
もう何がなんだか分からなくなった。
早い話が、私に男を見る目が無かったんだな。
その後も二人で食事に出かけても割り勘で、夫の車で出掛ければ
ガソリン代は出せと言われる。
「ねぇ、こういうのって夫婦としてつまらなくない?」って聞けば
「だったら早く確信させてよ」って言う。
「子供ができたらどうするの?」って聞けば
「その時はその時にまた考える」って言う。
何をどうしたらいいのかわからない。
