独居のトメが亡くなったあと空き家になった義実家に、
義弟夫婦がどうしても住みたいという。
義実家は築40年のボロッボロな狭小住宅。
しかも低床雑居ビルに挟まれた間口の狭い細長いくの字敷地。
売って山分してもたいした金額にならない、
夫にとっては正直面倒臭いからイラネな土地だ。
夫は義弟が住みたいと言い出した時に、
義弟が独身で義実家にいた15年前とは違い、家の基礎や
水回りをやられてるので大修理するか建て直さないと危険な事。
都心部ではあるけど地価はどん底で
値上がりする見込みがとうぶん無い事、
パーキングや事務所として土地を貸そうにも変形土地で需要が無い事。
生活圏の商店や病院学校などがドーナツ化で
撤退しかなり暮らしにくい事など、
オススメし難い面倒な状況を細か~く説明した。
義弟嫁は「こんな街中に一戸建てが持てるなら、我慢は覚悟してます」
「将来再開発の計画があると聞いてますし、
この校区はレベルが高くて理想的な教育環境」と譲らなかった。
