みんなが固唾を飲んで覗いたら、そこには日本刀が1本祀られてた。
無造作に置かれた感じじゃなく、台に刺さった鹿の角に飾られて、台の前には白い徳利のようなもの2つとボロ布が敷かれて、
まさに「祀ってある」感じだった。
その日本刀だが、カビか何かで黒く汚れた御札(だと思う)が3枚、鞘に巻きつけるように貼られてたんだ。
余りのカビ臭さと気味悪さで、みんな「そのままにして閉めよう。」と言ってたんだが、
引き戸を開けた伯父は「お宝かも知れん!」とテンションが上がったようで、
日本刀を手にして鞘から抜こうとしたんだが、いくら引っ張っても抜けない。
伯父はすっかり興ざめして、また引き戸の中の鹿の角の上に乗せたんだが、
叔母の一人が「御札が貼ってあるものだし、この際 寺に納めよう。」みたいな事を言い出し、みんな納得した。
その寺とは、隣町にある高名な寺で、親戚は後日その日本刀を持っていく事にして、書斎の整理を続けた。
それから数日後、親戚一同で寺に向かう。
(俺は学校。)
家を出たのは昼前だったらしい。
それまで快晴だったのだが、寺に向かおうと車を出すとすぐに大雨が降ってきたという。(俺の高校は他市だったので、快晴のまま。)
寺に着いたのは昼12:30だったと父が言っていたが、時同じくして、ある「不幸な出来事」があった。
祖父ちゃんの鉄工所(←伯父の一人が継いだ)で従業員2人が死んだんだ。
鉄工所は、戦前に建てられたもので、建物に結構ガタがきてて、一部建て直したり補修したりしてたんだが、
雨漏りは一度もしたことがなかったそうだ。
それが、突然の大雨で雨漏りしだした。
しかも、高価で歴史的価値もある機械の真上だったそうで、社長(伯父)不在の従業員達は濡らすまいと奮闘してたんだが、
2人の従業員が「屋根を修理してくる」と、他の従業員の反対を押し切って屋根に上っていったんだそうだ。
屋根は高く、学校の校舎の3階くらいの高さ。
他の従業員の心配通り、2人は足を滑らせて落下。
1人は即死だったそうだ。
時間は昼12:30。
そして話は隣町の某寺に戻るが、鉄工所でそんな事故があってるとは知らない親戚達が車から降りると、
寺のお坊さんが険しい顔で立ってたらしい。
●コメント
支援
■俺
お坊さんは「何を持ってきた?! すぐに出しなさい!!」と言い放ち、
日本刀を手に取った途端に本堂に走って行ったそうだ。
親戚一同、唖然。
そしてお坊さんの奥さんに、本堂の横の部屋に通され、しばらく待たされた。
しばらくして現れたお坊さんは、「あれは、良い意味でも悪い意味でも大変な力を持った刀。
お祖父さんがどういう経緯でアレを入手したのか知らないが、下手に動かしたり近付いたりしない方がいい。
あれはうちの寺で引き取りましょう。」と言い、親戚達は頷くしかなかったらしい。
そして、親戚一同は伯父の家に帰ったんだが、鉄工所の事故を知り、てんやわんやの大騒ぎだったそうだ。
それからその鉄工所は、死んだ2人の従業員の幽霊が出るということもなかったんだが、不景気の影響で、2年後に閉鎖・廃業。
こじつけかも知れんが、俺も両親も親戚も、あの日本刀が関係してるんじゃないかと今でも思ってる。
以上、全て実話です。
長文・駄文すいません。
●コメント
日本刀のせい
■俺
・・・だよね。
俺、それまでは非科学的な事は信じてなかったんだが、
その1件以来、「ムー」を読むようになったw
●コメント
興味深い
どうもありがとう
前に日本刀にまつわる怖い話みたいなスレあったよね
●コメント
でも2年後に廃業って、寺に持ち込んで処理してもらったからといって解決するもんでもないんだな
もとの場所に戻した方が良かったんじゃないかと思える
●コメント
亀だけど、そういう話なら、おじいさんはその刀をうまく使いこなせてたんだろうね。
だから一世一代の事業を築き上げた。力が強い刀だから、吉凶がきつくでるんだろうな。
扱いを心得てる、また扱える力量のある人が持つとパワーを発するし、そうでなければ…、どのみち、
願わくば、亡くなる前に詳しい話を一族に話してくださってたらね…。真剣の日本刀なら銃刀法?いいにくいわな。
引用元:あなたの家の開かずの間【六部屋目?】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1314013054/