俺が訳もわからず戸惑っていると、今度は落ち着いた男の人に代わった。
彼女は、車で電柱に正面から突っ込んで、死んだ。
「おそらく運転中のメールが原因の不注意による事故でしょう」
電話の向こうで、たぶん警官だと思われる落ち着いた男の人の声でそれを聞かされた。
放心したまま電話を切ると、俺の携帯が1件のメールを受信しました。
それは事故直前の彼女からのメールでした。
「なんか意地はっちゃってごめんね。」
俺は彼女のご両親からひどく避けられ、お葬式にも顔を出させてもらえなかった。
まだ彼女に…
「俺の方こそごめん」
って、返信出来てないんだ。
言いたかった。
ごめんって言いたかった。
そしてホントなら、今もずっと一緒にいたかった…。