誰もいなさそうなので、こっそり投下。
スレチだったらすみません。
また、障害者や性の話が含まれるので、
苦手な方はスルーして下さい。
未だに忘れられないし、友達と集まると必ず話題に上がる話。
10年程前、私は某福祉大に入学した。
当時は結構人気の大学で、熱意を持って入ってくる子が多かった。
大人数のボランティアサークルがいくつもあったし、
みんな掛け持ちをして、高齢者、児童、障害者(児)の
ボランティアに積極的。
例えば、ドレッドヘアに帽子を被り、
ダブダブの服を着てガラスの前で踊っている兄ちゃんが、
手話を勉強して手話だけで会話をしながら構内を歩いていたし、
ギャル系の子もジャージを着て、
長い茶髪をまとめてボランティアに行くとかね。
障害を持った学生も多くて、
聴覚、視覚、身体障害の人がいた。
友人の誰かが一緒にいる事が多かったけれど、
一人でいても気付けば誰かが自然と手を貸し、
それが当たり前の学校だった。
同時に入学してきた中にも、全盲の人(以下L)がいて、
Lにはいつもお母さん(以下L母)が付き添っていた。
L母は講義中の黒板や、掲示板に貼ってある掲示物を読んだり、
買い物を手伝ったりしていたから、Lの手伝いをする学生はいない。
控え目で大人しそうなL母に対し、
L君は煩わしそうに強く当たっていたのを、
周囲は「そりゃこの年にもなればそうだよね」と思いつつ眺めていた。
入学してしばらく経つとL母は見なくなった。
ある時、講義前の教室でLが近くに座る女子達に声をかけて、
グループに混ぜて貰っているのを見かけた。
隣の女の子が身体を傾けている姿を見て、
「目の見えないLにとって、
この教室(机と椅子が繋がっているタイプ)は不便だよなー」と
思って眺めていたけど、後に間違いだった事に気付くw
