女房に早く死んでもらいたいと思ってたら
本当に事故に遭って死んだ。
表立って口ケンカはしなかったがいつも不快を抱いていた。
やることなすこと全て鬱陶しかった。
こいつが死んだらもっと若い女房をもらって、とよく妄想した。
葬式が片付いてからあいつが使ってた食器や
趣味で集めてたガラス細工を片っ端から壊した。
ざまあみろと思った。
へそくりでもしてるかもしれないので机の鍵付き引き出しも壊して開けた。
ノートが6冊あっただけだった。
何年経っても子供が授からないことや
俺が浮気してるかもしれないことについて延々書かれていた。
子供に関しては俺のせいだし浮気もしてなかったのに馬鹿な女だと思った。
一人で悩んで真相を知らず轢き殺された馬鹿。
一回読めば十分なので6冊全部破って捨てた。
