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鬼嫁の種

【切ない】小学生時からオタク全開だった私は本・DVD・ドラマCD・イメージCDなどをお小遣いやバイト代を費やして揃えていた。ある日、家をリフォームすることになり・・・

投稿日:

うちの一族は、私も弟もいとこ達も祖母が大好き。
両親には反抗しても祖母が悲しそうな顔をすると
何も言えなくなってよい子になる。
優しい祖母を悲しませるのは絶対に嫌で、
親子喧嘩しても母が祖母にチクッたら速攻謝ってた。
これが前提。

リフォームが終わり、ウォークインクローゼットの中には
作りつけの本棚をたっぷりつけてもらい、
これで大事な本やDVDを書店のように綺麗に並べられる!とウキウキして祖母宅へ。
祖母がきょとんとして「本?あの捨てた箱のことか?」と言った時が私の修羅場。
もう手に入らない、手○治○の復刊セット、スラム○ンクの完全版、
銀○英○伝○のDVDセット、独眼○政宗の完全版セット、
ら○ま1/2のDVDセット、藤本ひとみのドラマCDセット…
全て、「厳重保管」と書いた箱に詰めていた。

でも祖母はそれを見てなくて「預かった本は、
確か捨てておいてほしいって言うてたな」と
壮絶な勘違いをして、本は持ち山まで運んで埋め(紙だから土に戻るという説)、
DVDとCDはきちんと叩き割って資源ゴミの日に出していた。

買い揃えたら7桁は確実な本、DVD、CDの悲惨な末路に声も出ない私。
引き取る為に同行していた母、爆笑。
「お、おかーさんが、あの本、捨てよったら、
あんた、絶対、キ○ガイみたいに暴れるのに」と涙目で笑っていた。
「おばあちゃん相手やから何も言えんなあ」とひたすら笑う母。
笑うしかなかったのだと思う。私がどれだけ苦労してそれらを集め、
大事にしていたか知ってるから。

祖母はうろたえて「捨てたらあかんかったのか。ごめんなあ、
どうしようなあ、おばあちゃんお金下ろして買ってくるから
許してくれるか?」と泣きそう。お金出しても
買い揃えられないよ…と言えなくて、
「ううん、かまへんよ」と笑ったつもりだけどたぶん泣いてた。

祖母はこつこつ貯めていた老後のお金(お葬式とか供養とか仏事、
そういうのの費用)を全額下ろしてきて私に土下座せんばかりに謝った。
おばあちゃんにこんなに謝らせて、でも「気にしないでいいよ、
捨てるつもりだったんだから」と言えなかった自分を未だに後悔している。
祖母の葬儀の後で、遺品の中に「○○(私)の大事なものを捨ててしまいました。
仏様にお祈りしても戻りません。どうしたらええですか」と書いてある
日記帳を見つけて号泣した。オタクな孫でごめんよおばあちゃん…

●コメント
まあなんだ

●コメント
おうっ……なんとも言えん
取り敢えず、乙

●コメント
つらい…。お婆ちゃんの気持ちを考えても報告者の気持ち考えても、つらい。
大事なものを捨てられたと分かった時の悲しみ。
しかも大好きなお婆ちゃんだから怒れない。想像しただけでつらい。
大事な孫の大事なものを勘違いで捨てちゃった
お婆ちゃんの孫に申し訳ない気持ち。
泣ける。
いかん。

●コメント
切ないなあ。
自分の親なら「勝手なことをするな!」と言えただろうに、
相手が御祖母さんではな…。

●コメント
同類の旦那さん見つけて、新居の狭さとお互いのコレクションの多さに
愕然とする未来が待ってたのに…
でもおばあちゃんも悪気ないし、後々まで後悔してたみたいだし、
皆居た堪れない感じだね。乙でした。

●コメント
あんたええ子やな
宝物は失ったが、人として一番大事な物は失ってないよ

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