今度は差出人は「弟を心配する姉」となっており、
その「弟」は
「 2年ほど前から私とつきあいはじめ、将来の約束もしていたが、
最近他の男と結婚するから別れてくれと言われた。
弟は一流企業に勤めていて自分にも自信にあふれたタイプだが
このことで深く傷つき、現在は仕事を休職している。
こんな女性であることを婚約者であるあなたは知っているのか?」
彼は私のことを疑いもせず
(おそらく自分のときの手紙の
男性と女性を置き換えただけだったからだと思いますが)、
「これは明らかに嫌がらせだから警察に相談しよう」
と言いました。
「誰がやっているのか知らないがお互いの実家にも送られるかもしれ
ないし、そうなる前になんとかしよう」と。
ちなみに実家にはその時点では送られてきてはいませんでした。
彼と二人でまず地元の警察に相談しました。
「生活係」の方が一通り事情を聞いてくれましたが、
これでは事件にはならないと言われました。
部屋に帰って対策を考えました。
これは私たちの結婚に対する嫌がらせだから、周囲の人に気づかない
うちに反感を買っていたのかもしれないと。
犯人は私たちが別れる、不幸になるのが目的なので、
様子をさぐってくるでしょう。
そこで、まずは私たちの関係を前から知っていた人に相談してみよう
ということになりました。
信頼できる人に今回の件について「一部分」だけ話して周囲の人にさ
ぐりをいれてもらう作戦です。
この「一部分」というのは彼の考えた「罠」です。
それぞれ相談した相手は、彼は同期の仲のいい仲間、私は入社当時から
公私ともにお世話になっている女性の先輩話すことにしました。
彼の同期の仲間は「いわゆる男の友情で結びついてる相手」で
彼にとっては絶対に信頼をおける相手です。
そして、私の先輩は遠距離恋愛を経て半年前に結婚したばかりで、年齢
も近く友人のように仲良くしていました。
この人たちは私たちの関係を客観的に見てくれるはずです。
相談して2週間が過ぎました。
その間手紙がくることもなく、比較的に穏やかな日が続いていました。
ただ、嘘であったとはいえ、一度お互いの間に疑いをもってしまったことは
確実で、嘘に踊らせれたケンカが絶えない毎日でした。
相談した友人たちからは「犯人」らしき人物はあがってきません。
ある日私の先輩のご夫婦の家に二人で招待されました。
というのも、先輩のダンナさんは心のお医者さんなので
先輩が相談してみたら?と誘ってくれたのです。
先輩はとても仕事でもしっかりした人で、家のインテリアも素敵でした。
お料理もおいしく、ダンナさんもいい人で楽しい夜でした。
お酒を飲みながら、例の「手紙」の話が始まりました。
そこでダンナさんが「ネタ」としてプロファィリングまがいのことを
してみせたりして、深刻なムードにならずに
愚痴大会のような雰囲気でした。
私たちにしても、2週間の間「犯人」からは音沙汰がなかったため、
もう過去の話になりつつあったのです。
しかし、それも先輩がこんなことを言うまででした
●コメント
もうドキドキしてたまんないすーーー
■スレ主
続き
先輩はワインを片手こう言ったのです。
「しかし、両方とも兄弟(姉妹)思いよねぇ」と。
私たちは凍り付きました。
まさにこれこそ私たちの仕掛けた「罠」で、
話さなかった「一部分」だったのです。
でも、ダンナさんのいる前で問いつめるわけにもいかず、そのまま
帰って彼と話し合いました。
もしかしたら、私が気づかないうちに話しをしたのかもしれないと
私は考えていました。
まさかそんな損にも得にもならないことを先輩がするわけないと。
先輩に相談するとき最初はメールで話したんです。
混みいった話でしたし、口でしゃべって誤解が生じてはいけないから。
その時のメールを見ても「姉妹(兄弟)」のことは書いてありません
でした。
その後職場では先輩は今まで通り私に接してきました。
直後は私も先輩を疑いの目で見ていたのですが、あまりの屈託のない
態度にやっぱり私が話したのかもしれないなぁと思っていました。
そんな混乱した状態の中で着々と式の準備が進んでいきました。
会社にいる間や先輩にランチに誘われて結婚準備について質問されたり
するといつも聞いてみようか?と思いました。
でも怖かったんです。
それから1か月くらいして私たちの元に
先輩のダンナさんが一人で訪ねてきました。
非常に疲れきった様子でした。
先輩の部屋で妙な手紙を見つけたというのです。
「君たちに来た手紙というのはこのことだろうか」と同じ封筒、
便せんを持ってきていました。
ダンナさんが先輩の部屋で捜し物をしているときに見つけたそうです。
書きかけの手紙と一緒に引き出しに入っていたと言っていました。
その書きかけの内容から奥さんが犯人だと理解したそうです。
●コメント2
ごめん、俺ちょっと意味わかんない…。
逝って良しなのは重々承知で、
恥を偲んでお聞きしたい…。
どうして「両方とも兄弟思い」と先輩が言うと、
先輩が犯人ということになるのでしょう?
●コメント
ああ・・・、先輩のダンナかわいそう。
●コメント
>>コメント2
封筒に書いてあった差出人をもう一回見ろ。
スレ主さんはそのことを先輩に言ってなかったのに
先輩は知ってたんだよ。良く読めよ。ったく。
●コメント3
兄弟、姉妹おもいよね。
ってのはどういう脈絡で出てきたせりふなんだろう?
「話さなかった一部分」てのもよくわかんない。
嫌がらせの手紙が姉、弟名義で送られてきたのはわかるのだが
それがなぜ、「姉、弟思い」になるんだ?
すまんが、書き上げたら補足希望。
■スレ主
ダンナさんは言いました。
「君たちには本当にすまなく思っている。
実はちょっと理由があって僕たち夫婦は最近うまくいってないんだ。
彼女は最近少しノイローゼ気味でここ3か月通院している
ただ僕がそっち方面(心の医者)に詳しいから余計にこじれている」
そして、奥さんには自分から話をしたいので少し時間が欲しいと。
申し訳ないことをしたと何度も頭を下げて帰られました。
ひどいことをされたのはこっちなのに、ダンナさんに心から同情してました。
そのくらい憔悴しきった様子でした。
思い返せば先輩はよく会社を休んだり、遅刻したりしてました。
でも「どうしたの?」と聞くと
「おめでたっぽいのよね、だから検査に行ってるの」と
幸せそうでした。
彼女が精神を病んでるなんて近くにいた友人である私は
少しも気づかなかったのです。
思い返せばいつもよりも「幸せ」を強調したり、
妙にハイテンションな時はありましたが。
そして、先輩はその月末に突然退職してしまいました。
■スレ主
>>コメント3さん、わかりにくくてごめんなさい。
手紙が彼と私宛の両方とも「弟or妹を心配する兄弟(姉妹)」からの
内容でした。
なので、先輩は「傷つけれた本人」が出すっていうなら
よくありそうだけど
「家族」出してくるなんて
「兄弟(あるいは姉妹)思いよね」といったんです。
私たちは相談した相手に対して
「浮気相手から手紙が来た」と話したんです。
これが罠の部分です。
その後、ご夫婦揃って引っ越しをしてしまったようで、
お住まいを訪ねてもいませんでした。
私たちはそれから何事もなく無事に結婚し、
現在新婚生活を送っています。
今でも先輩はどういうつもりであの手紙を送ってきたのかわかりません。
先輩夫婦がなにが原因でうまくいかなくなってしまったのか、
それもわかりません。
でも、このことから私達夫婦は
いつも「会話」のある夫婦でいようと決めました。
結婚報告をしたいのですが、
先輩夫婦とは今も連絡が取れないでいます。
彼にはもう連絡をするなと言われてますが・・・・。
●コメント
先輩は幸せではなかったから、
スレ主さんの幸せが羨ましかったんだろうな
■スレ主
これで終わりです。
長い間つきあってくださって、みなさんありがとうございます。
修羅場といってもいわゆる「男女の修羅場」じゃないし、
終わり方も地味でつまらないと思った方も多いと思います。
ただこのことから私たちは学んだことが多かったのでどうしても
このスレを見たとき、ここでお伝えしたかったんです。
ホントありがとう。
●コメント
おつかれー!
さあ、寝るか!
●コメント
ごくろうさま>>スレ主
●コメント
ありがとう。ゆっくり寝てね。おやすみなさい。
●コメント
ありがとう!
おもしろかったです。
引用元:http://yasai.2ch.net/ex/kako/997/997466444/