成人して故郷を離れたら驚くほど生きやすくなった事。
説明下手なのでわかりにくいかもしれないけど、地域全体が「女は男のすることを何でも許すもの」
っていう価値観だった。
既婚の女性は年齢問わずみんな愚痴ばっかりで、愚痴を聞いてる側はつねに説教。
「我慢が足りない」「私の方がもっとひどかった」「あなたが至らない」
説教されるとわかっているのに愚痴る側は懲りずに愚痴るし、説教する方は自分の愚痴の時
さんざん説教された意趣返しみたいに相手をぶっ叩く。
傍で聞いてるだけで気分悪いこれを子供の頃からずっと聞かされてきた。
大体において「子供の前で愚痴らない、暴力を見せない」という概念がなかった。
私は親に殴られたり、進学させてもらえない等の虐待は一切受けていない。
周囲の女の子も8割はそう。でもちょっとずつ兄や弟と差を付けられる。
たとえば男の子にはお金の話は一切しないし、制限も付けないけど
女の子にだけ小さい頃から
「うちは裕福じゃない」「何でもしてあげられるわけじゃない」
「身の振り方を考えておきなさい」と事あるごとに言われる。
家事は当然として、農作業の手伝い、草むしり、どぶさらいは「女の仕事」。
男の子より偏差値のいい学校へ「行くな」とは言わないけど、
いつもの「うちには余裕がない」「その学校はあんたに向いてない」「心配だから言ってるの」が始まる。
もしそれを押し切って進学したら近所ぐるみでヒソヒソする。
「あの家の娘さんはねえ…」と素行が悪いような噂をする。
でもその子よりもっと素行が悪くて兄貴より下の学校に行った子には言わない。
万事がこれで、とにかく息苦しくてしょうがなかったけど、当時は息苦しいと感じることもできなかった。
この状態でずっと育ったからそれが当たり前だった。
就職も囲い込まれて(と当時は思ってなかったが)地元に就職したけど
4年目に異動の話が舞い込んだ。生まれ育った土地を離れるのが不安で、親にも反対されたが
スキルアップできるのが魅力で「2年で帰る。仕送りする」と親に約束して故郷を離れた。
最初はホームシックで毎日実家に電話していた。
でも3ヶ月目くらいから
