しばらくかみ合わない会話をして、詳しく話を聞くと、
なんとMさんは私の実の祖父だという。
・・・なんのどっきり?悪戯?ナニこれ?と
半信半疑で話を聞いていたんだけど
後日、弁護士事務所に行って詳しい話を聞くと、
本当にMさんは私の実祖父だった。
私が祖父と呼んでいた人は祖母の再婚相手だった。
母は既に亡くなっていたので叔父(母の異父弟)に聞くと、
祖母は母が幼い頃MさんのDVに耐え切れず離婚、
数年後に祖父と再婚したらしい。
私は見た事はないけれど、祖母の全身には
傷跡やタバコの火傷痕があったらしい。
Mさんの相続人は母一人だったので、
Mさんの甥はずっと探してくれていた。
遺産は結構な額があったので、
甥さんと半分にして経費は甥さんに持ってもらった。
私の分は自宅ローンと子供たちの進学費用でちょうど無くなった。
私の方が後からMさんのいる施設に就職したし、倒れているMさんを
発見したのもたまたま。Mさんは穏やかな人だったけれど、
酒癖が悪く、自室で飲酒しては、よく問題を起こす人だった。
なんとなく、どんな風に祖母に暴力をふるったか想像がついた。
母の背中にポコリとあったあの穴、
もしかしたらタバコ痕だったのかもしれない。
遺産はありがたく頂いたけれど、墓参りは一度も行っていない。
今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その17