私は小学生時代かなりやんちゃっていうか、腕白な感じだった。
とは言っても一人だけ男子に混ざって遊んでるぐらいで、
まあ別に問題児になるほどではなし。
ところが、うちの両親特に母親はかなり教育熱心。
中学受験を強く勧めてきた。
もともと勉強は出来る方だった(それまでの母親の教育の成果)のもあり、
塾に通い、無事首都圏ではかなり偏差値高めのいわゆるお嬢様系の中高一貫校に進学。
ただ、お嬢様系って言っても、実際のところ家にお手伝いさんがいたり、登下校に送迎なんてのはなかった。
割合裕福な勉強の出来る子の集まりってかんじで、中学に入ってからも
ちょこちょこやらかす私と楽しく過ごしてくれるいい友人が沢山できた。
そんな中、中学二年で同じクラスになった友人Aちゃんとは、特に仲が良かった。
Aちゃんはその学校でも珍しいレベルの本物のお嬢様だった。
お家は結構大きめな会社を経営し、尚且つ不動産系の収入もあり。
本人は小さい頃からお茶やお花の稽古をしてて、物腰も柔らか。
今考えるとアニメやドラマに出てくる典型的な大和撫子タイプだった。
しかも美人で頭も良く、性格もいい。
そんな子となぜかすごく仲良くなり、登下校一緒に通っていた。
ある時、土曜日の部活に向かう途中で、満員電車に乗ったときに私が痴漢にあった。
今なら平然とひっつかんで警察に連れ込むところだが、当時はまだ中学三年生。
びっくりして何もできなかった。
その日はAちゃんとは一緒じゃなかったので、後日「こんなことがあったんだよAちゃんも気をつけて」
と伝えると、「お互いに心配だし、来週の土曜日は一緒に行こう」と。
もちろん賛成し、翌週の土曜日は一緒の電車に乗った。
