車椅子利用者の方でした。
その姿を見た瞬間、怒り心頭だった頭から何かがスッと冷めていきました。
この大学生には何か、足にかかわる因果のようなものがある。
そう見えたようです。
許す許さないとは別の部分で、どんなに恨んでも足は元に戻らないし、
足のことを責めたらご両親も可哀相だと思えたそうです。
その後は精力的にリハビリをしたり、余裕をこいて
「病院食では体力が足りない血が足りない肉食いたい」と病院を抜け出し、
近所のお肉屋さんで好物の生レバーを買っていたところを
看護師さんに現行犯逮捕されたり。
障害者認定されたそうですが、退院早々に手帳をなくしたまま
興味がない様子です。
私が物心ついた頃には、すでに杖は玄関に放置したままで、
いつの間にか消えていました。
今ではだいぶ歳を取りましたが、走れないものの、
ピョコピョコ歩き回って同業の仕事をしています。
つい最近、私の大切な人が足の大怪我で入院をし、
予後が良くなく遠方に転院してしまいました。
ずっと会えないままのもやもやした気持ちを整理したくなり、
父の話を思い起こし、備忘録として書かせていただきました。
お目汚し失礼いたしました。
引用元: http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1403107203/