中学の頃、とある女の子と友達になった。
引越しに引越しを繰り返しているそうで
(親の仕事だろうなと、思っていた)いつまで、ここにいられるかわからなんだ、と言っていた。
妙に馴れ馴れしいのだが、そこがかわいくて憎めない。
そして、手作りクッキーだの、これ美味しいから、と振舞うから益々まわりは憎めない。
特に私には馴れ馴れしかった。いいんだけど。
私はある事に気付いた。
彼女に対して悪い印象を持った人は成績が下がったり、登下校中に、不良(古いなー・・・今は何て言うんだろう)にからまれてお金を取られたり。
逆に彼女に好かれた人は漫画雑誌の懸賞に連続して当たったり、財布を拾ったり思いがけないお小遣いをもらったり。
私だけが気付いていた。人に話しても笑われた。
そして、「それ」を話すたびに何かの気配がある。
しばらくして、霊感の強い叔母が九州から来て、私を見るなり
