以前、短期留学でアメリカに2週間のホームステイをした。
観光地ではなかったけど、立派な教会があって
ホストマザーが日曜礼拝に連れて行ってくれた。
音の良いピアノに20人くらいの聖歌隊が
素晴らしい歌声を披露してくれて
惜しみない拍手をしていると、
初老の日本人男性が英語でスピーチを始めた。
「素晴らしい演奏と歌をありがとう。
日本にはこんな勇壮で荘厳な楽曲は無いので
日常でこんな上質な音楽と触れ合える皆さんが羨ましい」
近くの大学にゲストとして来ている教授らしいのだが、
おいおいと思った私は挙手。
「日本にだって勇壮で荘厳で上質な音楽は、
日常的に触れ合えるくらいある。
今の演奏は本当に素晴らしかったが、
だからって日本の音楽を貶める事はないと思う」
