最近は色々対策されたようで、ここ10年で死んだ人は2人だけだが、
未だに危険なのは言うまでも無い。
当時、知恵遅れと健常者の中間ぐらいの子がクラスにいた。
C子という名前だが、クラス内でいつも成績がびりだったので
色々な蔑称で呼ばれていて可哀想だった。
でも、本人は馬鹿にされていることを気にした様子もなく、
いつもにこにこしていた。
C子の家は私の家の三軒隣だったので、時々一緒に登校することもあった。
たまに、C子の母親から
「C子を頼むわね」
なんて言われたりしていた。
当時、C子には5歳ぐらい年下の弟がいて、
その子とも一緒に遊んだ事もある。
C子は知恵の関係か、母親のいう事を聞かない(というか理解出来ない?)
場合が多かったので、この踏切でもいつか事故を起こすのじゃないかと
ひやひやしており、私もそう感じていたのでよく注意していたのを覚えている。
大抵の子どもは遅刻が嫌で遮断機を潜るのだけど、
C子は何を考えているか不明なまま潜る事があったので、特に怖かった。
ある朝、私が学校に行こうとしたらその踏切でC子が血まみれになって倒れていた。
一人で通学中に撥ねられたみたいで、
頭から血を流していたが意識はほとんど無かった。
誰かが救急車とC子の母親を呼んでいたので、すぐにC子の母親が飛んできた。
救急車が来るまでの数分間、C子の母親が血まみれのC子を抱きしめて
「この子はなんでこんな…」
とか
「しっかりして」
とか色々いいながら涙を流していた。
救急車が来て、C子とC子の母親が乗り走り去った。
その救急車に乗り込む時のC子の母親の表情…涙は流していたけど
満面の笑みだったのが未だに忘れられません。
デスノートでLが死ぬ時の八神月の顔みたいな。
因みに、いつも誰かと一緒に通学するC子が
なぜその日だけ一人だったのかは不明です。
ほんのりと怖い話スレ その117