
小学一年生の頃、祖母にお祝いとして着物を買ってもらった。
初めて自分の着物に私は大はしゃぎ。
しかし母には「正月の時にしようね」とたしなめられ、グッと我慢した。
そして待ちにまった正月。
大はしゃぎする中、母が着付けしてくれたのたが、なんかチクチクとする。
着物の生地が私の肌と擦れる度に針で刺したかのようにチクチクするのだ。
私は「なんかチクチクする」と訴えたが、母は着なれてないだけ、そのうち慣れると聞く耳持たず。
私は不快感を感じながらも、祖母宅へ連れられ、喜んで出迎えた祖母に着物のお礼を言い、
集まっていた親戚にも「見て見て!すごいでしょ!」と見せてまわっていたが、その間もチクチクは止まらず。
あとは痒くなってきて袖をまくったら、チクチクしていた所が真っ赤に。
腕以外にも首筋や太もも等、所々赤くなっていた。
母に「着物がチクチクする。かゆい」と半泣きで訴えるも、帰るまで我慢できないの!?と怒られる始末。
そりゃあ母にしてみれば、姑に買ってもらった着物を、
子供が嫌がるなんて見せられたもんじゃなかっただろう。
母の気持ちも今ならわかる。
しかし我慢しろと言われても、当時の私はかゆいの痛いので、テンションがた落ち。