拉致があかんので「まあ寝れば治るから、ゆっくり寝れ」
といって寝かしつけた。
おれも疲れてたからすぐに寝てしまった。
翌日起きても嫁は怖がってひきつっていたままだった。
嫁は1年ほど前に洗礼をうけて毎週教会に通ってたんだが、
そこでなんかあったのかもなと思い、聞いてみたが「わからない」を繰り返すのみ。
俺は「しっかりしろ、現実に何も怖いことないんだから、まず体を動かして現実をとりもどせ」
というと 「そうだよね、これはまぼろしだよね」
とかいいながら嫁は一生懸命にキッチンを片付けたり、あちこち掃除したりとがんばった。
気分をまぎらわそうと六本木ヒルズの映画館に連れていったりした。
でも回復しなかった。むしろ悪化していった。
帰りのクルマの中で、嫁は壊れたテープレコーダのように同じ言葉を繰り返すようになった。
「怖い、助けて」という言葉と
「○○さん(俺の名前)、大丈夫?」
を交互に間をおいて繰り返す。
なんかしらんが俺のことすっごい心配してるのがわかった。
自分が恐怖で半分意識失いかけてるのに、俺が涙目になってるんでそのことを心配してるの。
「俺は大丈夫だから」って言うのが精一杯だった。
●コメント
原因は不明?
■俺
未だにはっきりしたことはわかりません。
脳の検査もしてもらったけど異常なし。
精神科医には統合失調症の可能性が高いといわれ、
霊能力者にはいろんなものがはいりこんで自我が消えかかってるといわれた。
俺自身はオカルトはあまり信じてません。
●コメント
嫁さんは快方に向かってるようで良かったじゃないか。
せっかくだから楽しい思い出だけでも書いてってくれよ。
●コメント
悲しみと辛さに同情する。
どうか、いつか近い日に嫁さんが元通りに戻れる日を祈ってます。