
私には4歳の時に誕生日プレゼント買ってもらったウサギのぬいぐるみが居た。
若干人型で針金の入った耳がついていたので、耳がピンと立つタイプ。
毎日手を繋いで過ごし、あった事を報告し、抱きしめて眠った。
兄弟喧嘩をした時には人質として取られ、耳を切られて泣きながら直した事も。
よだれも涙も染み込んでいたと思う。
着れなくなった服でお手製の服を作ってやったり、
洗えるタイプだったので一緒におフロに入ったりして大事にしていた。
高校になる頃には彼女の服も大分まともになり、
耳の針金はくたびれて立たなくなってしまっていたが、
それでも毎日一緒に寝ていた。
そんで大学生になったある日。
弟『かーちゃんやばい!ねーちゃん帰ってきた!!』
母『アンタちょっと私子ひきとめて!』
私『えっなに?』
弟『アババババねーちゃん落ち着いて聞いてくれ』
私『いやだから何が起きたんだよ?』
弟『ウサ子(ぬいぐるみの名前)が