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鬼嫁の種

【怖い話】ド田舎の支店に配属されたんだが、配属先にどっか抜けてると言われてるBさんがいた。しかし本当におかしかったのは…。

投稿日:

「え…シャバ…!?」とポカンとしてた
そのあとA先輩が他の社員に「私さんて大丈夫なんですか?」
と聞いて回っていた

どうもA先輩は私の「シャバ」と言う冗談で
「あんな言葉を使うなんて反社会的?もしくは変人?」
と本気にとったらしい


冗談も通じないの?とびっくりした

B先輩だけが、わかるよ、と同意してくれたが
「また~、何言ってるのw」とA先輩に笑われてた

他にもビタミンサプリを飲んでいたら
A先輩に「何それ…?」怪訝そうな顔で聞かれる
サプリですよと言うと「よくわからないけど、変なもの飲んだら駄目よ」

銀行や郵便局で生活費の支払いなどの振り込みをしたら
なぜかA先輩にそれがバレて「私さんは実家が貧しいから仕送りしてる」
と言う事になった

振り込み=仕送りって発想もどうかと思うが
だいたいこんな薄給で仕送りなんか出来るか

そんなこんなで私の社内での扱いが次第に「変な奴」になってきた
そうなると不思議なもので、どんどん仕事がうまくいかなくなる

A先輩も私に仕事を任せるたびに
「(すごーく不安そうに)大丈夫…?」とか聞いてくるようになった
これが本当にきつい

で、ミスが増える度に「もー、まーた私さんw」
何かしてると「あまり変な事しないでね」
こんなことが毎日続くと、ああ私はダメな人間なんだ…
とじわじわと自信がなくなっていった

しかも営業でもないのに飛び込み営業をさせられた
他のみんなは契約取ってくるけど土地勘も何もない私は全然だめ
ブラック研修で人格をグチャグチャに否定されて、
逆らう気力もぺしゃんこになったところに
これで、どんどん自分自身が無くなって行く感じがした

あるとき、何かの習慣を知らなかった事を「また私さんてばー」と笑われた
でもこの時の私はなぜか逆らう気力があった

あの時だけ別の何かが降臨したような気がする
その習慣を携帯で検索すると、この地方独自のルールだと書いてあった

A先輩たちに携帯画面を見せると「エー!よそではしないの!?」と驚いていた
そのとき、B先輩がなぜか固まった表情でこちらを見ていた

何日かしてB先輩に食事に誘われた
初めて腹を割って話してみるとB先輩も私と似たような悲惨な境遇だった

A先輩達に振り込み=仕送りしてると言われたり
ドラッグストアやデパ地下に行きたいと言えば
「変な所に行きたがる変な奴」
ロッテリアやマック以外のファーストフードショップを知ってると言えば
「変な事だけ知ってる」

サプリやビタミン剤も同じ


海外旅行に行った事があると話しただけでろくでなし扱い
他にも色々聞くに堪えない話ばかり

次第に仕事が出来なくなっていって些細なミスが増えて
今のポジションになったんだそう

B先輩は
「今までずっとおかしいのは自分だけで、
自分は何も出来ないダメな奴だと思ってた」

「でもこのあいだ私さんがあの習慣を
ローカルルールと証明してくれた事で目が覚めた」

「私が今まで、そんな事も知らないの?と言われてきた事を調べたら
ほとんどローカルルールだった」

更に衝撃の事実

この会社でよそから来て一人暮らししてるのは私とB先輩だけだった
あとはみんな地元育ちか実家で、A先輩もずっと実家暮らし
そりゃ営業も上手く行くはずだ

「なのにAは私を何も知らないダメな奴扱い」
「この会社もA達もおかしい。こんな町もこんな会社も、もううんざり」
そこまで話すとB先輩は堰を切ったように泣き出した

「私さんまだ若い、こんな所に居続けたらだめ、
私みたいになっちゃだめ」と涙目で言われた

「もうすぐ繁忙期になるとまた飛び込み営業をさせられる。
そのときはノルマもある。達成できない人はペナルティがある」

ノルマとか嘘だろ、絶対無理やん、もう無理だ逃げる
私たちは夜逃げ同然で脱出した

会社から色々嫌味言われたけどB先輩いわく
「前に実の親の忌引きで休んだ人がいたけど
上司にボロクソ言われて結局その人辞めた
親戚何人殺してもこの会社には通じない」のでガン無視した

B先輩と夜行バスで逃亡、一緒に地元の駅地下や駅ビルを歩いた
B先輩の顔がどんどん明るくなっていった
久しぶりに地下鉄やモノレールを見た

「Aなら、地下鉄なんてこんな変なもの何に使うの?
バスで充分なのに、あまり変な事しないでね、って呆れるだろうね」
と二人で苦笑いした
B先輩とは地下鉄で別れた

帰宅して私の顔を見た両親は絶句してた
全然気づかなかったけど、私は思った以上に痩せこけていて
さらに言動が明らかにおかしくなってたらしい

病院に行ったら胃がボロボロ、鬱や幻覚症状の診断も下って即入院
もう少し脱出が遅れてたら本当にやばかった

B先輩も病気がたくさん見つかったので入院してると連絡が来た
良いカウンセラーさんを紹介してもらえたと言ってた

B先輩は「あの人たち、私たちをおかしいおかしいっていつも言ってたけど
今思えば、じゃあ正しいとるべき行動って何か、
屁理屈じゃない理屈ってどんなのかってのを
全然教えてくれなかったね」と言ってた

本当にそうだった

蛇足ですが、最近、新しい勤め先の先輩(良い人)にこの話をしたら
「そんな会社、本当にあるのw ちょっと検索していい?」

グーグルアースであの支店を見て見たらびっくり
あれから十年以上近く経つのに何にも変わってない、
草ぼうぼうのボロ屋敷のまんま
コンビニも飲食店も一軒も無い

A先輩達は退職までここに勤めるんだろう
どうかそのままあの土地から一生出てこないでほしい

●コメント
ホラー映画みたい…

●コメント
自分達の知らない事知ってて知ってる事を知らない=変なヤツ
で思考停止のレッテル張り為にも外の世界の知見って大事だな・・・

●コメント
そこはホラーのムラ社会
関わってはならない

引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その29

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-kowabana, 恐怖

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