老人保健施設で実際に体験した怖い話です。
新聞で介護職が入居者を虐待していた、という記事が時々新聞に出ますが、
あんなの氷山の一角です。
以前勤めていた施設も、そんなひどい施設の1つでした。
「バカ」とか「早く死ね」という言葉のボウリョクや、
気に入らない入所者には食事を食べさせないとか、
入浴の時に不意に冷たいシャワーを浴びせかけるとか、日常茶飯事でした。
高校卒業してすぐ介護職として施設に入った、というまだ若いA子もそんな一人でした。
19歳と若いので体力もあり、夜勤を精力的にこなすため、
慢性的な人手不足に悩んでいた施設側としては虐待を知っていても見て見ぬふりでした。
夜勤だと他の職員の目を気にすることなく入居者を虐待できるため、
A子は好んで夜勤を引き受けていた節もありました。
特に、ある70代の女性Bさんを徹底的にいじめていました。
車椅子で、一人でトイレにいけないBさんがトイレに行きたい、と訴えても無視し、
1日おむつを替えないということもありました。
身寄りがない方だったので、虐待しても家族から苦情が出ることもない、と考えたのでしょう。
心臓に持病があったBさんはどんどん体調が悪くなり、施設から病院に転院した3日後に亡くなられました。
Bさんが亡くなったその夜、A子も突然で亡くなりました。
車を運転中の突然死でした。
全く車も人も通っていない、道路の真ん中で心臓麻痺で亡くなったそうです。
怖いのはここからです。
