緊張しながら会った彼女はなんか堅い顔してて、
私が何か言うより先に「昨日はごめんね」って手を合わせた。
それで「やっぱり子供の名前は『直樹』(仮名)にしようと思って」ってあっさり言った。
旦那さんとちょっと似た名前で、凄く普通。
覚悟決めて来たのに、私何も言うことない。全身から力抜けて倒れそうになった。
んで「私もそっちの方が良いと思うけど、どうして」って聞いたら、
携帯のボイスメモを見せられた。
メッセージ的なタイトルのが何件も入ってて、その最後のを再生してもらったら、
流れてきたのは凄く落ち着いたいつも通りの彼女の声。
「出産を終えた私、元気ですか。体は大丈夫ですか。子供は元気ですか。
元気じゃなかったなら、その事を気にしていたりしませんか」
みたいなことを、凄く優しい声で言ってる。
悪阻が始まるよりさらに前に録音したっていう、彼女から彼女へのメッセージだった。
旦那さんのちょっとした言葉を悪く捉えたりしてないか、
両親の言葉に無用なプレッシャーを感じてたりしないか、
って感じで色んな心配をした後、
最後に「子供に変な名前をつけようとしていませんか。
私は男の子なら直樹、女の子なら早樹が良いと思っています。
子供が歳を取って大人になって結婚して子供が出来て孫が出来て、
例え孫に呼ばれても恥ずかしくない名前にしてあげてください」
っていうのが入ってた。
思わず「おじいちゃんにエースはないよね」って言ったら、
彼女真っ赤になって「それはもう忘れて!」って。
旦那さん曰く、何を言ってもどうしても聞き入れてくれないから、
最後の手段だと思ってこの録音を聞かせたんだって。
そしたらぽかんとした顔で止まっちゃって、
その後延々と、時間で旦那さんが追い出される時もずーっと聞き続けて、
朝になったら元に戻ってたんだとか。
彼女本人も昨日までの私は絶対におかしかったって言ってて、
多分内心では凄い修羅場だったろうなーと思う。
その後は何も問題は起きてないんだけど、
あの悩み明かした一晩は私の中では間違いなく修羅場だった。
今までにあった修羅場を語れ 7
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