
10年ほど前の話。
ちょうど、今くらいの時期だったと思う。
地方の大学に行っていたので、おもしろ半分に祭りに顔を出した。
ビール飲みながらフランクフルトを食べて、彼女に綿飴をおみやげに買って
自販で500円を入れて、ファンタオレンジを買ったとき、
『こいつ、ファンタオレンジ買っているよぉ~。へへへ』
振り返ると、高校生の7名くらいの軍団(女性含む)。
その中の男2人は、初々しい中学生のカップル(まじめ君カップル)にも絡んでいる
就職試験を控えていたので、無視して帰ろうとすると
『無視するなよ。ファンタ君』と言われ、ちょっと肩をこずかれた。
----ここら辺から本当に覚えていない。-----------
気が付いたら、俺の前に立ちはだかっていた3名くらいの男の子がうずくまっていて
周りは黒山の人だかり。
高校生の連れの女性は、ごめんなさい。ごめんなさい。と泣きながら繰り返す。
『相手を選べ、相手を』とだけ言い残して、その場を去った。
(と言うより、逃げたかった。)
おかげで彼女に買った綿飴はビリビリに破れているし、
よく考えるとファンタオレンジ
を自販からとるのも、お釣りをとるのも忘れた。
様子を見ながら現場に戻り、自販を確かめたけど、ファンタオレンジもお釣りもなかった。
仕方がないので、綿飴を買って帰ろうとしたら警察に腕を捕まれた。
『おまえだな。どこの者だ?』と
こりゃやばいな。就職どころじゃないなと思っていたら、