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鬼嫁の種

【修羅場】引きこもりのメシウマ姉。ある時から急に凝った料理や作り置きの種類が増えた。さらに片づけ下手だったのに部屋がちょっとずつ綺麗になったと思ったら姉は…

投稿日:

失踪。

片づいてたのは姉が私物を処分しまくってたから、
料理が増えたのは私でも作れるレシピの研究とその副産物。
レシピノートと一緒に日記があって、そこに全部書いてあった。
厨二こじらせた女ヲタだと思ってたら、その通りだけど
見た目の陽気さと裏腹すぎる悲惨なことばかり書いてあった。

失踪当時の姉と同い年になる日が近づいてきてから、
実家でご飯を作っていると、日記に残されてたグチャグチャな言葉の意味が
急に分かるようになってきて、修羅場

●コメント
最後怖いんだけど

●コメント
そして今姉はどうしたんだ?

■私
今どうもしないよ。失踪しっぱなし。
実を言うと失踪する気だってのは知ってたんだ、理由を聞かなかっただけ。
日記で理由を知ってからは、とにかくこの家を出て姉が楽になったなら
それでいいと思うから、どんな形であれ見つからないでほしい。
多分姉はうちの墓にはいることも望んでない。

最後のは単に、錯乱した姉が書いた世迷い言だと思ってた
恨み辛みが分かるようになってきた、って具合の意味です!
オカルト要素はありません。


「あの家かも?」って思う人もいるだろうけど、
同じような家は日本中にたくさんあるはず。人違いです。

●コメント
どんなこと書いてあったんだよ?

●コメント
確かに気になる

■私
便宜上、日記と書きましたが、中身は手記とか私小説みたいでした。
私が修羅場ってるのは、恨み言を書いてるときは
ぼかしてあったり抜け落ちてた個人名がわかってしまったからです。
「あいつが憎い」→「どこそこの誰さんだな」
「絶対に許さない」→「あれそれの某さんだな」と。

家に来客があればお茶菓子やおつまみ、
時におみやげなどを用意するのも姉でした。

日記で怨みを向けている相手が家に来ることも当然あったわけで、
姉はどんな気持ちで台所に立ちそれらを用意していたのかも、
何となくわかってきたというか。

実家近くに転勤になって、休日は来客に会うことが増えたので、
相手を特定するヒントが増えた結果だとは思いますが……。
姉がその人たちを恨んだ理由そのものは、
私でなくて姉の修羅場なので、書くことは控えます。
お金の問題とかではないとだけ。

それ以外の部分は、おそらく姉にとっての他の修羅場や
日々のストレスを書き連ねたのだろうと思います。
夢日記とおぼしき日のもありましたが、
どれもボールペンで殴り書きで下手なホラー小説みたいな恐さ
とにかく夢日記(推定)ページはボールペン書きの挿し絵つきで怖かったのです。

●コメント
お姉さん今も行方不明なんだよね……。
きっといろんな鬱憤をノートに書きなぐってきたけどいよいよダメで、
何もかも投げ出してしまいたくなったんだろうね。
一年半かけて身辺を綺麗に片付けて
あなたの為にレシピを考えて残してくれてたなんていいお姉さんじゃない。
どこかで元気に笑って、笑って生きてる事を祈ってます。

今までにあった修羅場を語れ【その8】

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