修羅場(ってほどでもないかも)。むしろ恐い話系。
もう20年以上前のこと、うちの田んぼに
男女4人が乗った乗用車が落っこちた。
時期はまさに今頃だったと思う、当然両親も祖母も大激怒して
賠償だのなんだのと揉めていた。
ある日、その車に乗っていた男女のうち二人が謝罪に訪れた。
菓子折を出したりして殊勝な態度だったらしい(母談)。
子供だった自分は何も知らず、珍しいお菓子を貰えて
満足だったぐらいしか覚えていない。
おかしなことに、次の日から両親も近所の人も、
その事件についてぴたっと口を閉ざしてしまった。
賠償もなく、菓子折と謝罪で「誠意を見せてもらったからそれでいい」と、
事実上の泣き寝入りだったらしい。
その田んぼが使えなくなったのはその年だけでなく、
乗用車からガソリンが流出して染みこんでしまったので
田んぼ自体を埋め立ててしまって空き地にしてしまった。
それについても、相手には何も言わなかったらしい。
