私は地毛が少し色が抜けているというかちょっと赤毛っぽかった。
とはいっても、強く光を当てたりすると赤味がかって見えるという程度で
ふつうは手を入れていない黒髪って感じ。
で、たまたま生活指導の教師につかまってお前脱色しているのか、
この程度ならばれないと思ったのかとかチェックを受けてしまう。
一応優等生だったのでどなられたりって事はなかったし、
友達も一緒に元々こんな色だとくれたけども信じてもらえなくて、
結局生徒指導室に連れえいかれてお説教タイム。
そこで他の先生も加わってきたのだけれども、
オシャレしたいのは判るしこれぐらいじゃパッと見わからなけどねぇ、
とピントのずれた慰めというか説得をしてきて、
こちらも依怙地になって染めた染めていないの無限ループ。
もう親を呼ぶとか、呼ぶなら呼べとか
はっきり言ってこりゃヤバいなァと思いながら
引き下がるタイミングがなくなって心の中で涙目状態。
指導室の中が険悪な雰囲気になっていたのだけど、
他の生徒も来るわけで何人か入室して来たり、
目を合わせないように用事を済ませていった。
そんな中、いきなり「ハァ、お前こんな所で何しよんな?」
と空気の読めない声がきた。
