私は公立高校、兄は自らの希望で県下で一番高額な私立高校を出た。
兄の高校が私より一月に10万以上も高い。
私は親に指定された市内で一番安い公立高校しか選択肢がなかった。
その後も兄は親の金で4年大学を出たが私は就職しろと言われた。
男尊女卑の土地柄、昔から長男である兄が優遇されてきたが
ここらで私の目も覚め就職を機に実家を出た。
地元を離れ5年後に母が難病に倒れる。
悩んだけど私は両親のヘルプ要請に応じ退職、実家に戻って
3年ほど介護生活を送り母を看取った。
その間、兄は面倒とばかりにこちらに一切関わらず
両親の目も覚め、これまでの事をひたすら謝罪された。
父は高校から大学まで兄と私にかけた金額を計算、
7年間でざっと8桁の差があったらしい。
母の四十九日後に父から相続の話があり
「この8桁の差に加え介護面でも妹一人に苦労かけた。
せめてもの償いに土地、家屋、金銭の全てを妹に相続する」との内容だった。
兄も負い目があったらしくこれを了承
後日弁護士を挟んで書面を交わしたのが3年前。
