
就職したばかりの時、メールがまだ普及していなかったので、
朝9時の始業とともに、取引先からじゃんじゃん電話がかかってきた。
私は新人なので、電話にはできる限り出ること、そうすれば取引先の名前も早く覚えられる、
という上司の指導で、鳴った電話はワンコールが終わる前に飛びついていた。
ほとんどの、というか1件だけを除いて、私が
「お早うございます、××(社名)でございます」と出れば、
「○○の件で、△△課の□□さんをお願いします」という当たり前のやり取りだったのだが、
1件というか1人だけ、
「あー?(↑語尾を上げる調子で)、男の人に代わって〜(↓ダルそうに)」
「はい?」
「だ・か・ら、オ・ト・コ・の社員に代わって。女のあんたじゃわかんないでしょ」
という、会社員とは思えない失礼な言い方をする取引先(声からして中年のおっさん)がいた。
この取引先の、弊社の担当者は決まっていたので、最初からその人を指名すればいいものを、
電話をかけてくるたびにこれをやる。
何度かこの電話を受けた後、いい加減ムカついたので、