
亡くなった主人の仏前にせめて好物をと、
冬至が丁度月命日だったが為に南瓜のいとこ煮を作って持っていった。
義母は自身が嫌いなものを調理したくない人で、
義姉がねだらない限りは南瓜が食卓に上がらなかったと生前聞いていたから尚更に悲しくて、
供えられる事など決してないだろうと主人の笑顔を思い出しながら作った。
住職が来て、御経を読み始めてからおかしいと気付いた。
明らかに端折られてる。
お葬式などが詰まっている時にはよくあると訊いていたから、
きっと何処かで不幸があったのかとその時には思っていた。
御経が終わってお茶と羊羮を出したら