
医学部受験で9年浪人 〝教育虐待〟の果てに…
母殺害の裁判で浮かび上がった親子の実態
医者になるよう強く要望した母親を殺害し、遺体を損壊、
遺棄した長女の裁判があった。
9年間の浪人生活を送り、母の異常な干渉で追い詰められていた被告を、
判決は「同情の余地がある」と判断した。
教育虐待がエスカレートし、行き着いた悲劇的な結末。
一体何が起きていたのか。
2018年4月、桐生しのぶさん(58)の切断された遺体が
滋賀県内の河川敷などで見つかった。
県警は同年6月、大学病院で看護師として働き始めていた31歳の
長女のぞみ被告を死体遺棄、損壊容疑で逮捕、9月には殺人容疑で再逮捕した。
今年2月に確定した大阪高裁の控訴審判決によると、のぞみ被告は