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鬼嫁の種

【冷めた話】体が弱い男性と付き合っていたんだけど、努力嫌い言い訳大好き、自分がだらしないのに他人に厳格という残念な性格だった。さらに仕事をやめたいと言い出すと体調が悪くなり、退職すると好転するという変な体質でどんどん冷めていった。そして少し残っていた情も、私の実家の写真をみた彼の豹変振りに吹き飛んだ。

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「実は原因不明の病なんだ」
「いつ死んでもおかしくない」
「学生時代スポーツに熱中して体がボロボロ。いずれは介護状態になってしまう」
「週5勤務は体がもたない、正社員は無理」
「今朝正夢を見た。俺は数年後に死ぬ」
「でも二人なら乗り越えられる!」
「君の方が優秀だし、今の時代は女性が養えばいい」

次々と吐き出される支離滅裂な弱音に私はドン引き
そして一週間くらい経ったある日彼の容体は急変、救急車で搬送される事態に

さすがに驚いて駆け付けたが病床の彼は至ってピンピンしていた

「心配かけてごめん。こんな俺でも選んでくれる?」
病状と入院生活を語る彼の顔はとても生き生きとしていた

色々気味が悪くなりその日のうちにメッセンジャーで振った
彼はしばらくSNSで可哀想な俺アピールをしていたが、
誰一人いいね!を付けないためか記事を全削除してた
未だに仮病だったのかどうなのかと考えてしまう

変な男だった

引用元:その神経がわからん!その22

-冷めた瞬間

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