「実は原因不明の病なんだ」
「いつ死んでもおかしくない」
「学生時代スポーツに熱中して体がボロボロ。いずれは介護状態になってしまう」
「週5勤務は体がもたない、正社員は無理」
「今朝正夢を見た。俺は数年後に死ぬ」
「でも二人なら乗り越えられる!」
「君の方が優秀だし、今の時代は女性が養えばいい」
次々と吐き出される支離滅裂な弱音に私はドン引き
そして一週間くらい経ったある日彼の容体は急変、救急車で搬送される事態に
さすがに驚いて駆け付けたが病床の彼は至ってピンピンしていた
「心配かけてごめん。こんな俺でも選んでくれる?」
病状と入院生活を語る彼の顔はとても生き生きとしていた
色々気味が悪くなりその日のうちにメッセンジャーで振った
彼はしばらくSNSで可哀想な俺アピールをしていたが、
誰一人いいね!を付けないためか記事を全削除してた
未だに仮病だったのかどうなのかと考えてしまう
変な男だった
引用元:その神経がわからん!その22