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鬼嫁の種

【泥ママ】友人Aの骨董品のカップが盗まれた。犯人の泥ママは質屋で御用となったがカップは割られた。Aは割れたカップを手に取り「おかえり…ごめんね…」その様子を見て心を揺さぶられたのは…。

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ノリタケ盗まれた話あったよね。
友達にコペンハーゲンの骨董盗まれた子がいたよ。仮にAとします。
盗まれたコペンハーゲンは、二百年前だかの、赤いレースで金が施してある。
もう二度と手に入らない代物らしい。

もともとエキセントリックなAはぶちギレ。
それこそ犯人を殺しかねない勢いで捜し回った。

毎日毎日骨董屋を巡り、全国のリサイクルショップやヤフーに問い合わせて
売られないか確認。
サザビー?にも英語で問い合わせ。
ゴミの日は業者に確認してもらいながらゴミ漁り。
毎日毎日繰り返し。

結局近所の泥ママが遠方の質屋に売ろうとして御用。
質屋の主人に出所を問い詰められて、逆ギレしてカップは真っ二つ。

警察立ち会いのもと、泥ママ、泥ママ旦那、泥ママ子と共に割れたコペンハーゲンに対面。
私はAの暴走抑止のために、他二人、計四人で同行。
Aが泥ママになぐりかかりやしないかとヒヤヒヤしてたら…

膝を落として泣き出した…

割れたカップを握りしめ、
「よかった…よかった…お帰り、ごめんね、ごめんね、…」
としゃくりあげてた。

割れた陶器を握りしめたものだから、手から血が出てるのに、
離そうとしないの。
もうね、痛々しくてみてらんない。

したら、

-泥ママ

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